ご飯を中心とした主食の実験は一段落して、次はショ糖の実験を行いたいと思います。まぁ、甘いものは取らないに越したことは無いのですが、それでも許容量は把握しておきたいな、と。
決して甘いものを食べたいわけではないんだからね!と、言い訳たらたら実験してみましょう。
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実験の条件
ざっくりとした炭水化物の分類については、以前書いたものをご覧ください。今回の実験の対象は二糖類(単糖が2つ結合した糖)です。アミラーゼの影響は受けず、αグルコシターゼのみで分解してブドウ糖および果糖にすることができます。(マルターゼとαグルコシターゼという酵素についてはサラシアティー実験でも紹介しています)
難しく書いてますけど、簡単に言えばみんな大好き白砂糖ってどれだけ血糖値をあげるのか?ってことです。敬愛するブドゥ党党首も初期に実験してくださっています。
私の実験で使ったのはこちら。
スーパーの目玉商品としておなじみのものです。糖質制限前には必ず在庫があったけど、なくなって久しいわ。
こちらを30g白湯で溶いて一気飲み。
あああ、脳天直撃する甘い甘い液体。これが至高の味だと思ってたなんて信じられない。(でも、さすがに糖質制限前でもこの量の一気飲みは苦行だったと思う)
血糖値測定実験結果(mg/dl)
空腹時血糖 | 88 | (以下空腹時との差) |
15分後 | 138 | (+50)キタ━━━(゚∀゚)━━━!! |
30分後 | 171 | (+83)ギャァァァァァァー!∑(゚Д゚ノ)ノ |
60分後 | 167 | (+79) |
90分後 | 94 | (+6)(そして眠気が) |
120分後 | 82 | (-6)(ここでたまらず寝落ち) |
180分後 | 70 | (-18) |
ブドウ糖に準じて15分値も計測してみました。
原因はわかりませんが、ブドウ糖とは最高点にかなりの差が見られました。
まとめ
ほぼ同じ血糖値上昇がみられた党首の実験とは違い、私の場合ブドウ糖と比較すれば緩やかな上昇のグラフに見えますが、60分から90分の間の血糖値急降下するときの体感は、同じくらい体に負担がかかっている感じでした。
普段30gの砂糖をそのまま飲むなどという暴挙はしないものの、ケーキやお菓子などを一人前食べると、そのくらいの量になるものもあります。
この量の砂糖やブドウ糖、またはブドウ糖果糖液糖などという|゚д゚) ぁ ゃ ι ぃ名称の糖が含有されている清涼飲料水や缶コーヒーも数多くあります。特にインシュリンの分泌が悪い私のような体質でなくても、身体によいものではありませんので、くれぐれも摂り過ぎにご注意ください。
(過去の実験の再掲)