次の変化

糖質制限を始めて約2カ月後くらいから、顕著な変化が見え始めました。

機能性低血糖にならなくなった

機能性低血糖とは、糖質を摂取したあと普通であれば分泌されるインシュリンが不足あるいは遅れることによって、高血糖を起こし、その後急激に血糖値が下がることによって現れる諸症状などのことをいいます。

私の場合夕方16時から17時位に、震えから始まり、異常な空腹感・悪寒・脱力・イライラなどの症状が起こりました。実は、その半年ほどで頻度が増えて週1~2回は症状が出ていたので、夕方になると飴を持ち歩き、唇が痺れるように震え始めたら舐めて対処していたのです。(今考えると怖い怖い)

糖質をとらないことで、インシュリンを急激に分泌させなくなったようで、確実に症状はなくなりました。

ちなみにその頃の低血糖症状と同じくらいの体感症状の時に、血糖値を測定したら47まで下がっていました。いつ倒れてもおかしくない血糖値です。でも。子供のころから時折それくらいまでの症状を感じていたので、すっかり感覚がマヒしていて危機感は感じていませんでした。

低血糖時はわけもなくイライラして家族にあたることも多かったのですが、それが減ったのも( *’д’)bイイ!!ことでした。

朝、目覚めたときの口の中の粘つきが減った

こちらは、実際制限し始めてから実感はしていたものの、なぜなのか理解できるまで時間がかかりましたけれど。

糖質制限を始める前は、眠る前にどんなに丁寧に歯磨きをしても(普通の歯ブラシ+歯間ブラシ+フロス+超音波電動歯ブラシで仕上げ)次の日の朝、うっすらと歯垢が付いていました。当然というか、虫歯も多く、定期的に歯医者に通ってスケーリングをしてもらい、そこで磨き残しの指摘がなくても、半年から一年もたつと次の虫歯が出来ているという状態が悩みの種でした。歯医者さんの腕が悪いんだと思ってました。はい。

糖質制限を始めて、朝起きたときの歯がツルツルしているのに驚き、なぜだろうとずっと思っていたのですが、フェイスブックのとある歯医者さんの投稿で、こんな記事を見かけました。

高血糖時は、唾液中に糖が多く含まれる。

寝る前にどんなに磨いていても、寝ているときの血糖値が高ければ、何も食べなくても口の中の糖が増えるんです。思い当たることがあり過ぎー。

膀胱炎や風邪にならなくなった

別の記事に上げていますが、四十を超えたあたりから数回膀胱炎になったり、起こしかけてあわてて水分をとったりしていたのですが、(最近まで忘れるくらい)症状が出なくなりました。(ま、結局また起こしちゃったんだけど)

職場の人や家族のほとんどが風邪を引いても、私だけ元気なことも以前より増え(というか以前は一番に私が寝込んでた)それだけでも、なんだか得した気分になりました。

打ち身による内出血が目立たなくなった

これは理由はよくわからないのですが、昔から粗忽でいろんなところに気が付かない間に足や手をぶつけて青あざをよく作っていたのですが、糖質制限を始めてからはその青あざの内出血の色が目立たなくなった気がします。毛細血管が丈夫にしなやかになったということなら嬉しいのですが。

吹き出物が悪化しにくくなった

いわゆるニキビですね。(もうニキビというにはおこがましい年齢になりましたが)糖質制限を始めた後一番に感動したのがこれなんですけど、油脂の多い食事が続いたり疲れがたまったりすると確かに吹き出物はできます。でも、以前のようにひどく化膿することもなく2~3日で治ります。アクネ菌だかなんの菌だかわからないですが、吹き出物をおこす悪玉菌のエサなんじゃないかとにらんでいます。

以上、一番に体感だけで感じた変化を書いてみました。次回以降、血液検査の変化についても書いていこうと思います。