自己血糖測定実験【はじめに】

ということで、さんざん前フリしていた血糖値測定実験の記録をはじめます。

実験を始めるにあたって、以下の条件を設定しています。(いろいろな方が血糖値を測っていらっしゃいますが、こちらはあくまでも私が決めたものです)

血糖値って何?

まずは血糖値とは何ぞや?ってことですけど、わかりやすかった説明がこちら。

(アステラス製薬様ホームページより)
血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖の濃度のことで、1dL(1デシリットル:100cc)の血液に何mgのブドウ糖が含まれているか、という数値で表します。

一日の間で血糖値は食事を摂取することで上下しますが、健康な人では食後でも140mg/dlを超えることがありません。食事で摂取したブドウ糖をすぐに身体の必要としている細胞へと届けることができているからです。

140mg/dlを大きく超える血糖値は、体のいろいろな細胞に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。この状態が「糖尿病」またはその予備軍になります。原因は様々ですが、ブドウ糖をうまく利用できなくなっている状態です。

糖尿病って何?

血液中のブドウ糖を体がうまく利用できなくなると、いろいろな障害が起こります。いわゆる糖尿病です。三大合併症が神経障害・網膜症・腎症(透析)であり、その他にも感染症にかかりやすくなる、動脈硬化・皮膚炎・自律神経障害による高血圧・認知症などの危険があがります。

血糖値を測ることにより血糖コントロールを改善して、この糖尿病および合併症を予防しようというのが、実験の本来の目的です。

(実験のために、体によくないとわかっているものを摂取するというジレンマ)

血糖値測定実験について

  1. 使用機器 ニプロTRUE2go(日本名 トゥルーピコの米国版商品)
  2. 経過時間は、食べ始めからの経過時間になります。
  3. 実験は午前中ほぼ同じ時間帯で、運動による影響を避けるため、基本的に自宅内で簡単な家事程度を行う安静状態で測定しています。
  4. 血糖値の単位はmg/dlです。
  5. 血糖コントロール目標を140mg/dlとして、これを上回る場合赤字で表示しています。

私の場合、若いころから食後高血糖・耐糖能障害(IGT)があったとみられることから、実験の結果はあくまでも「個人的な記録」となります。また、簡易型の自己血糖測定器の誤差もみられ、各実験の条件が必ずしも同じではないことが考えられます。科学的データではないことをご理解ください。

ご覧になった皆様が自己血糖測定というものに、少しでも興味を持っていただくきっかけになれば幸いです。