私が糖質制限を始めたわけ

私が糖質制限を始めたきっかけは、あるブログに出会ったことでした。

そもそも最初は30歳を過ぎたら送られてくる、市役所から来た住民健診の案内からでした。当時専業主婦だった私は、毎年せっせと検診を受け続けてました(エラい!)

住民健診での指摘

若さもあり、貧血などのいくつかの項目以外は、ほぼA判定で特に問題なく数年が過ぎました。が、ある年突然結果に軽微の異常があるから講習会に来なさいとお呼び出しが!(´;д;`)エーっ何でー?

そこで説明されたのが「糖尿病予備軍の疑い」

ヘモグロビンA1cという数値を始めて意識したのがその時でした。

中長期間の血糖値の指標と言われても、さっぱりわからないんだけど、どうやら自分は糖尿病になりやすい体質らしい。母親もかなり重度の糖尿病患者だし。

運動とか、食事療法の説明をオッサンオバサンおばあちゃんに交じって受けたけど、やっぱり納得いかない。私こんなに若くて痩せてて体も動かしてるのに、どうして不健康やメタボの代名詞「糖尿病」なんかになるの?

最初の講習会は、しばらく前に勤め始めたバイトもあったので途中で抜け出して帰ってきちゃいました。

翌年の住民健診で教わったこと

翌年の住民健診に行くと最後に、保健婦さんとの面談がありました。その年の保健婦さんは息子の幼稚園のお友達のママが担当になり、気安く、去年糖尿病の疑いがあるって言われたのって相談しました。ママ友の保健婦さんは前年の講習会とは全然違うことを言ってくれました。

「糖尿病の原因は、カロリーじゃなく甘いものです。ジュースやケーキなど甘いものを減らしてください。」

スイーツは止められないっ!ギャー!ε=ε=(*ノ>Д<)ノ…でもジュースと菓子パンは食べないことにします。と約束して更に1年。数値は改善していました。

ちなみに最初に指摘されたヘモグロビンA1cの数値は5.8

他の用事で言った病院で相談しても、まだ治療するほどじゃないんじゃないと言われ特に気にしていませんでした。

そして、ジュースや菓子パンをやめたことで出た数値は5.5~5.7

平常上限値ギリギリとはいえ、甘いものを減らすだけでこんなに効果が表れるんだと感心して挑んだ2015年の検診。

2015年の疑問

実は前年転職して体力勝負の仕事になったのを機に体重が増えたので、痩せようとアプリで厳密なカロリー計算を行い、栄養バランスも整えてダイエット成功した直後だったので、さぞやいい数字が出るだろうと期待して検診を受けたのですが。

ヘモグロビンA1c 5.8

なんで?!ジュースも飲んでないのに元に戻ってるじゃん!

悶々とした中ネットを検索して巡り合ったのが、とある糖質制限のブログ。

血糖値を上げるのは糖質だけ。

ママ友の保健師さんが教えてくれたことの延長線上の言葉。でもママ友より一歩踏み込んで、ご飯やパン麺なども血糖を上げるって書いてありました。

そのブログで気になったのが【機能性低血糖】というワード。

【糖尿病の人が糖質を取り過ぎると、血糖値は跳ね上がりそれを処理するインシュリンが分泌されるのだけれど、適正量ではないなどの理由で逆に急激に下げ過ぎて低血糖状態になる】

え?それってまさに私のことじゃん!?

しかも記憶にある限り、小学生のころから起こしてたよ!?機能性低血糖。夕飯前の16時から17時ごろにお腹が空き過ぎて、手が震える、脂汗が出る、血色が悪くなる、動悸が激しくなる。あまりにも日常的に低血糖を起こしていたので、みんなお腹が空いたらそうなるんだとずっと思ってた!

手や唇が震え始めたら、30分くらいコロンと横になって寝てたら改善するってことも体感して知ってた。

自己血糖測定装置との出会い

糖質制限を進めるブログでは、少量の血液で自分の血糖値を測ることのできる機械があることも紹介してありました。自費で購入するにはちょっと安くはない機械だったけれど、思わず買って測っちゃいましたよ!

そこで出た数字は、想像通り危険レベルの数字でした。糖質を制限することで血糖値が安定することも体感しました。

血糖値を安定させることで、将来の糖尿病とその合併症が予防できることも理解できました。

ということで、私の糖質制限はこれからも一生のお付き合いになると思います!

実際糖質制限を始めて、実は糖質を制限するだけでは健康になれないことも実感したのですが、それについてはおいおい更新していきたいと思います。