血糖値測定実験【もち57g】

2016年が終わろうとしています。今年はなんだか、いろいろな健康についての情報を仕入れすぎて、いっぱいいっぱいになっていた気がします。その情報を少しずつ整理してアウトプットしていこうと、このブログを立ち上げた・・・はずでしたが、なんだか色々と想定外なことが続き、ちょっとご無沙汰してしまいました。

年末年始といえば、伝統行事で食生活が乱れがち。特に糖質制限的にはアウトな食事になりがちです。そうだよねぇ、昔はこんな贅沢盆正月しかできなかったんだもの、あこがれの糖質をてんこ盛り取っちゃうよね。

でも、現代生活では常に糖質過剰摂取しつづけているので、調子に乗っていると大変なことになるんだよーという警告を込めて、久しぶりの測定実験記事を書いてみたいと思います。

実験の条件

お正月に欠かせない食材「もち」。どう考えても、血糖値を上げない要素が「ない」伝統食材ですね。もしかしたら、冷たく硬いまま食べたら以前実験したレジスタントスターチ効果で、体質的に血糖値が上がりにくい人がいるかもしれないですが、常識で考えてこんがり焼いて膨らんだところをパリもちっぴろーんと食べさせていただきます。

摂取量は糖質30gに合わせて57g (大きめの丸餅1個)

今時珍しい自宅で臼と杵で突き上げたおもちでございます。機械でついたおもちに比べると伸びがいいと言われていますが、他所のおもちを食べる機会があまりないのでよくわかりません。

砂糖醤油で食べてしまうと実験にならないけれど(せっかくなので美味しく食べたいですので)血糖値を上げないことが実験済みのラカントSにお醤油を垂らしていただきました。

血糖値測定実験結果(mg/dl)

空腹時 79 (以下空腹時との差)
30分後 144 (+65)
60分後 176 (+97)キタ─wヘ√レv~(゚∀゚)─wヘ√レv~─!!
90分後 142 (+63)
120分後 139 (+60)
180分後 127 (+48)

何というか。予想通りの実験結果ですよね。うん。

まとめ

普通のご飯で使用するうるち米よりも、もち米はデンプンが多いです。

そのもち米を浸水させてから蒸気で蒸しあげて、さらに粘りが出るまで杵でつきあげるという製法は、白米の炊飯よりどう考えてもデンプンを消化しやすい状態に変化していそうですよね。

それを砂糖醬油で食べるなんて言う贅沢は、私の身体は受け付けてくれないようです。あんこもちなどもってのほかです。(食べたけど)←おい。

伝統食材は、とても贅沢なものが多いです。昔の人は、その貴重な食材を大切に食べていたと思います。そういった事情も鑑みて、年末年始だからと暴飲暴食することなくお過ごしください。

今年こちらを見てくださった皆様本当にありがとうございました。2017年もよろしくお願いいたします。

(過去の実験の再掲)