白血球分画のその後

2016年の夏に、大学病院で詳しく検査してもらった結果を検証中。

前回の記事では白血球の割合で、交感神経の状態を推測できるということでした。で、実際の検査結果の推移です。

ほぼ半年ごとの検査結果の推移

検査項目 16/1/18 16/8/5 17/1/7 単位 基準値
白血球数 57 42.7 53 (×10^2/μL) 33~86
好中球(Neut) 53.7 37.5L 50.7 (%) 40.0~70.0
好酸球(Eos) 5.4H 5.2H 4.5H (%) 1.0~4.0
好塩基球(Baso) 1.0 0.8 0.9 (%) 0.0~1.0
リンパ球(Lymp) 35.7 49.8 38.9 (%) 18.0~53.0
単球(Mono) 4.2 3.8 5.0 (%) 2.0~12.0

見事に16年夏だけが、副交感神経優位状態になっていますね。白血球数から察するに、リンパ球が増えている以上に好中球が減りまくっている感じです。

好中球の寿命は血液内では長くても1日程度で、毎日骨髄内で1000億個も作られているので、その生産がセーブされていると考えられます。

それだけ別の何かに向けてエネルギーを使っているのか、それともエネルギーが足りなくて作れないのか?それとも全く違う要因があるのか?お医者様でも答えをだすのが難しそうな問題なので、今後の宿題にしておきたいと思います。

白血球分画でわかること

白血球分画でわかることは、この好中球とリンパ球の割合で交感神経を類推するほかに、メチレーションの過剰または不足についても推測することができます。

メチレーションというのは『メチル基』のやり取りを行う複数の回路を持っていて色々な代謝に関係しているのですが、残念ながら私には難しすぎて、いまだ理解ができていないのが現状です。精神状態や解毒にもつながる重要な要素なんですけどねー。もう少し理解が進んで、かみ砕いて説明できるようになったら改めて記事にしたいと思いますが、いつになることやら。

あと、私の血液検査の結果で、アレルギーや寄生虫に反応して上昇する好酸球の値がHになっています。こちらについても『直ちに人体には影響がない』という数値ですので放置していますが、経過観察していきたいなと思っています。(一応疑っている点もないわけではないのですが、検証が難しいor検査に多額の費用が必要なもので…)

白血球分画というあまり目にすることがない検査の結果ですが、分子栄養学という観点で見てみると色々な情報が詰まっています。ネットの情報だけで健康法やサプリメントを試してみたり やめてみたりする前に、きちんと数字で確認することが健康への近道になるのではないかなと、私は最近では考えています。