2017年も、もう4月になったのに、なぜ2016年なのか?
それは私の記事更新が滞っていたからです。(´・ω・`)
立春頃
でも昨年一年間は(自分的に)重要な気付きが何度も起こったので、あえて書いていきたいと思います。
2015年の秋に糖質制限を始めて、最初は悩まされた糖質への渇望も落ち着き、このまま順調に健康になっていくと思っていました。
だがしかし。2月初めの、春は名のみの極寒の頃、なんだかスッキリしない体調に悩まされておりました。具体的には、大腸からのお便りがスッキリしない。(実は2017年も同じ悩みを抱えているっていう)
何だか、身体も重いし、顔色も悪い感じ。
便意を覚えて個室にこもるのだけど、イマイチするっとお便りが届かないし、なんだか痛覚がないはずの直腸あたりにヒリヒリするような違和感がぬぐえない。ガスも多いし、なんだか変。
1月に受けた血液検査の結果で出ていた乳製品のアレルギーと、LDH低値で疑われたナイアシンの不足が原因かと思い、思い切ってナイアシン500mgを取り寄せて飲んでみました。
(いろんな人の意見を聞いてみると、ナイアシンをいきなり500mgとるのは、女性は特に止めた方がいいです。最初は100mgから始めるかナイアシンアミドを利用されたほうが賢明です。私はたまたまひどい副作用が無かったのですが、今は100mgに減らしています)
桜の咲く頃
ナイアシンの効果だったのか、遅ればせながら始めた乳製品の除去が功を奏したのか、それとも別の要因だったのか、桜が咲く頃にはお腹の違和感はやわらぎ、突然舞い込んできた大腸がんの検査も滞りなく終えました。
検査結果も特に異常がなく、素人目にも健康そうにみえる腸内を確認することができたことで安心したのが良かったのか、2月の超低調だったお腹の具合は急上昇、なんだか身体も軽くなった気がします。
これはすべてナイアシンの大量投与がもたらしたものだと(勘違いして)その他のサプリメントも試してみようと、フェロケル鉄、ビタミンC、グルタミンと次々に飲み始めました。
春の終わりの頃
サプリメントに傾倒すると同時に、原因のよくわからなかった体調不良の原因がケトン体にあるかもしれないということに愕然とし、それまで目標にしていたケトン体を上昇させるということについては、すっかり意欲をなくしてしまいました。
今までの糖質摂取実験で、どの程度の糖質であれば「摂っても高血糖にはならない」という目安がわかっていたので、少量の菓子類なども食べるようになりました。
実は現在に至っても、何が一番良かったかはわかりません。単に冬の終わりから季節が変わるまでの、普通に起こり得る体調不良だった可能性すらあると今は思います。サプリを飲まなくても良くなっていたのかもしれません。
それでも、体調はすっかり回復し、そして九州全域が揺れた2016年4月の「熊本地震」の被害に心痛め、何もできない自分に歯噛みするほどの余裕が生まれたのでした。
こんばんは。
管理人さんもごらんになったかもしれませんが、「調べてみます」の次の江部先生のコメントは「スーパー糖質制限で、具合が悪い症状がでることは、基本的にはありません。好ましくない症状がでるとしたら、「カロリー不足」と「脱水」の可能性があります」というあっさりしたもので、ちょっと肩すかしをくらった感じです(福田先生のメインの話題はSGLT2阻害薬の副作用としてのケトーシスやケトアシドーシスのことで、それに対しては江部先生はかなり丹念にお考えを述べておられたのですが)。管理人さんが体験されたような、SGLT2阻害薬とは無関係の「体調不良」について、江部先生のところに事例がちゃんと届いていて、それらについて先生が実際に診療なさった、或いは他のドクターが診られた実例を把握された上でのこの「カロリー不足or脱水」というお答えなのかどうか、ちょっと疑問を感じました。
とは言え、管理人さんおっしゃるように、この件はまだ「お医者様も手探り」というのが実情なのでしょうから、もう少し気長に情報収集していこうと思います。何か新たに情報キャッチなさいましたら、またこちらのブログで教えて頂ければ嬉しく思います。
今回の福田先生から江部先生への質問は、あくまでもSGLT2阻害薬使用中のケトアシドーシス発生の危険性についてであり、江部先生としては「頻度からいっても関係性が少ない」という回答しか答えられないのでしょうね。
江部先生が、純粋なケトン体急上昇での自家中毒に似た症状について把握していらっしゃるのか、それについて警告を必要と考えていらっしゃるのかはわかりませんが、
以後事例が増えてくることがあれば、まず江部先生から情報発信していただくことを切に願います。
コメント&情報ありがとうございました。
こんにちは。
前のエントリーにありました、管理人さんの「ケトン体急上昇によると疑われる体調不良」の件ですが、江部先生のブログの4/23付けエントリーに対するコメント欄にて、福田さんという方(お医者様のようです)が「急激な糖質制限をすると悪心、胸部違和感、下肢つりなどがでる方がいます。(中略)この変な病態について江部先生からの情報発信が必要と考えますが、いかがでしょうか」とコメントしておられます。これに対し江部先生も「調べてみます」とおっしゃているので、しばらく江部先生のブログを気を付けて見ていきたいと思います。
おぉ!新しい情報ありがとうございます。
実は「ケトン体の上昇で体調不良になる患者さんがまた一人見つかった」と福岡のお医者様からも聞いたところでした。
瘦せ型の女性で頑張り屋さんなところが共通項だと。
まだ、ケトン体についてはお医者様でも手探りの状態のところも多いようなので、江部先生に注意喚起していただくことで、たくさんの人に知られるといいですね。
やっぱりケトン体は体に良くないものだったんだという認識にならないよう願うばかりです。