健康徒然るまでの話③

骨折して手術した右腕の回復はそれなりに順調で、ボルトを抜く手術も終わり、それなりに充実してた仕事もそろそろ飽きてきたころ(←飽きたんかい!)
ご縁ありまして、今の旦那と結婚することに相成りました。

結婚式の前に

二人の趣味のスキーを新婚旅行にするつもりで、披露宴の費用がリーズナブルな1月末に挙式をすることになり、年末で退社。のんびりと式までの準備をする予定だったのに、発熱。ついてないなぁと寝てて、水でも飲もうかと起きたところ、私の顔をみた母が一言「あんた顔にブツブツ出てる。絶対普通の風邪じゃないから今すぐ病院行きなさい」

(´;д;`)エー今日土曜日なのにー。もう病院閉まっちゃったよぅ。

「夕方から急患センター空いてるらしいから行きなさい」

だるいだけで、寝てれば治る気でいたから ブゥ━━━q(`ε´)━━━!! だったけど、しょうがないから急患センターに行きました。看護婦さんが私見るなり、個室に連れ込まれました。う、そんなにヤバいんか…。ようやく診察受けてもらうと、

「水疱瘡ですねー。子供の時にしなかったー?」

はい?

「最近いい薬できたんで悪化しないで治るけど、この薬大人の水疱瘡には適用してないから病名帯状疱疹にしとくけど、水疱瘡だから!お大事に!」

一丁上がり的に診察は終わり、水泡ができるから軟膏を塗ってねと、飲み薬とともに渡され帰宅。

母曰く「あんた子供のころに水疱瘡だけはもらわなかったんだよねー」なんで、よりによって今ー?年末で退社して社会保険が切れていて、後日還付はされたものの診察当日は自費診療になったので ヒィィッ!!∑(;Д;ノ)ノ っていう金額を払いました。持参したお金で足りてよかった…。

その後

この時点で挙式の8日前。ぶくぶく現れる水泡とそのあとのかさぶた。友人には笑われ、こまごました予定は全部ぶっちぎって挑んだものの、前日の挙式前エステは鼻の下に大きなかさぶたを作ったまま受ける羽目に。

一応旦那にも確認したのだけども、姑の言うことには「子ども3人もいたら誰がどの病気したかなんて覚えてないから、水疱瘡もうつるかもしんない」という実にあいまいなお返事だったので、ギリギリまで対面しないようにしてました。

(あえて言おう。子ども3人居ますが、誰がどの病気したか、私今答えられますっ)

そんなこんなで挙式当日。大きなかさぶたは奇跡的にメイク始める前の洗顔でとれ、無事挙式敢行できました。あまりのギリギリっぷりに花嫁の灌漑的な感情は全く起きず、満面の作り笑顔で一日すごしましたとさ。

ちなみに。

このとき旦那には移らなかったので、きっと子供のころに済ませていたんだとばかり思っていましたが、5年後幼稚園で長男がもらってきた水疱瘡が見事に感染し、私以上の高熱で苦しむことになったことを付け加えさせていただきます。

水疱瘡恐るべし。