タレントの松本明子さんが、順天堂大学医学部教授の小林弘幸氏監修で2015年5月に出された本です。
腸・・・じゃなかった、超長いタイトルそのまんまの内容でした。
ずいぶん前にテレビの健康番組か何かで、松本さんが便秘解消するという企画の番組を見た気がしたのですが、その後いろいろ腸子・・・じゃなかった調子がいいようで、5年たっても便秘知らずということなので読んでみました。
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腸をキレイにしたらたった3週間で体の不調がみるみる改善されて40年来の便秘にサヨ [ 松本明子 ]
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Contents
覚え書き
3歳くらいから母親に浣腸をしてもらっていたという松本さんは、祖母も母も筋金入りの便秘体質で、遺伝だからと諦めていたようで、週に1回ほどしか排便のない生活を長く続けられていたそうです。近年では、薬を飲んでも出てこない、浣腸をしても出てくるのは色のついた液体だけのことも多く、自分の指でかきだしていた・・・と、なかなか壮絶な状態だったそうで。(あーわかるわかる、と思う女性も多いのでは?)
でも彼女の腸活は意外にもセオリー通り、特別なことはされていないようです。
こうして便秘人生とサヨナラしました
松本さんが常に便秘でも体質だからと諦めていたのに、治したいと本気で願ったというきっかけは亡くなったお母様の最後の闘病生活にあったそうです。がんの宣告を受け抗がん剤治療を受けない選択をし、家族で介護をしていた際に「腸閉塞」を頻発し、苦しむ姿を見て、お母さまはもちろん周囲の人たちにも与えていた苦しみを、自分もいずれ周りに与えるのだろうかと愕然とし、テレビ番組の企画にのったそうです。
テレビ番組の企画で写したレントゲン写真には約4キログラムもの便がつまっていたそうです。もう少しで手術という危険な状態でした。診断は末期の便秘症。
(便秘に初期とか末期とかあるのか…)
原因は「我慢」と「ストレス」
彼女に処方されたのは「消化剤(酸化マグネシウム)」「整腸剤」「ガスを出す薬」の3つ。(酸化マグネシウムって消化剤のくくりに入るのか!)お医者さんからの指示は「がんばらない」朝起きぬけに水分を一気飲み。便意が無くても朝一番にトイレに行き、腰かけたら体をひねる、最長5分でトイレから出る、など。まじめな彼女は薬を欠かさず、言われた内容をまもり、それだけで2週間で宿便を排出できたそうです。
宿便がなくなった後は、乳酸菌と食物繊維をなるべくできる範囲でとること、散歩程度の運動をすることだけで、便秘知らずの身体になったそうです。
(3~4日出ないことがあるそうだけど、それは彼女にとって便秘ではないみたいです)
かんたん&お金もかからない腸活はじめました!
- 朝一杯の水を一気飲みすることで、胃が飲み物の重みで刺激され腸の蠕動運動が活発になる。
- ストレッチは一日のうちどの時間でも大丈夫
- 乳酸菌を一日のうちのどこかで摂取
- 便意が無くても朝5分便座に座る
- ゆっくりにっこりを心掛ける
- 規則正しい生活をする
- 寝る前30分はボーっとする
腸活 実践編!
カラー写真で実践的なストレッチなどの解説
便秘人生の終焉はNEW松本明子の始まりだった!
フェイスラインのブツブツが解消、美肌になった、花粉症とお別れ、風邪を引かない、更年期障害と無縁、ご飯が美味しい、冷え体質も卒業、PMS改善、夜よく眠れて、朝の目覚めがよくなった。
便秘が解消したら性格まで変わっちゃった!
友達が増えて前向き、腸内環境が改善されて性格まで変わっちゃった。
感想
とても読みやすく、さらりと本の苦手な人でも読める本だと思いました。基本的な便秘対策はやはり鉄板!私にはちょっと物足りなかったところもありましたが、若い人の入門編にはいいと思います!