毎年の住民健診の基本健診は、自分の身体の推移をみるのに受け続けようと思っているんだけど、がんの健診については、某「がんは放置の近藤○先生」の本を見て受けないでおこうかなと思っています。
がん検診無料クーポン
今までに2回ほど肺がん検診にひっかかり、CTも受けたんだけど「古い肺炎の跡が残っているようだ」という微妙な結果が続いていたし、バリウム大嫌いだし、子宮がん検診も嫌なら、マンモなんか涙出る痛さだし、さらに検査でうける医療被曝も気になるっ!
と、去年(2015年)は基本健診だけ受けてたんだけど。
忘れたころに市役所から「がん検診無料クーポン」なるものが送られてきて「今年度大腸がん検診を無料で受けられます」だそうな。
大腸がん検診は今まで引っかかったことないし、何より自宅で採便して指定の日に持っていくだけで、服脱いだりしないもんなーと、気楽に受けたのがこの3月。(ぎりぎりまで受けるか悩んでた)
忘れたころ(2016.4月)に、やってきた結果は。
1日目(-)
2日目(+) 要精密検査ぁ?Σ(゚д゚lll)ガーン
大腸カメラ検査での心配事
これちゃんと精密検査受けないと次年度、つまり今度の住民健診受けさせてもらえないのよね。ということで、大腸カメラ初体験してまいりました(ヽ´д`)グッタリ…
気になったのは、麻酔や入院の有無。問い合わせたところ 前日より食事制限、当日午前中から腸管洗浄剤を自宅にて服用して午後検査。その際、腸の動きをとめる注射をするだけで麻酔なし点滴なし。
特に問題が無ければ、自分で運転して帰宅が可能ってことだったので一安心。
ブドウ糖点滴なんかされたら血糖値おそろしいことになるものねーって、友人に検査の話をしたら「麻酔だったら寝てる間に終わるのにー!怖くないのー?」って言われました。(友人は人間ドックで検査を受けて、薬で寝てる間に終わったらしい)
でもさ。
せっかくならライブ映像で自分の腸の中見たいじゃん。
って思った私って変?
検査前日から病院に行くまで
さて検査前日。朝食はいつも通り抜きで、昼にプレーンオムレツ、おやつに牛焼き肉(!)をいただき、晩ご飯は軽めに、冷や奴というメニューで過ごしました。18時から下剤を服薬開始。
21時前から『個室の住人』になりました。
深夜も何度か起きて『個室』に行き、朝7時に吐き気止めを飲んだ時点での血糖値と血中ケトン値を計測。
さすが、ケトン4.8!飢餓状態でケトン産生されているようです。
普段ならウロペーパー+3になった時でも、ケトン0.5位です。ごくたまにケトン2.0を超えるときもありますが、なかなか維持できないですね。
さて、噂によるとここが一番大変という、腸管洗浄剤の時間が参りました。1.8リットルのポカ○スエット風味のお薬。すでに水で溶いた状態のものを事前にもらってきたのですが、異常な圧迫感があります。(何より成分中の糖質量の表記が無い…|ω・`))))ブルブル)
せっかくの機会なので、血糖値計ってみましょう!
空腹時 81
30分後 118(+37)
60分後 145(+64)
90分後 175(+94)まだ飲み終わってないのにこの値。
120分後 176(+95)残量少し。『個室』と往復しながらひたすら飲む。
180分後 117(+36)ほぼ洗浄終了。どういう状態かは想像してね☆(ゝω・)vキャピ
糖質制限に励む日々をあざ笑う血糖値。
もうどうにでもな~れ∩(´・ω・`)つ─* ゚ + 。・゚・。* ゚ +
車で20分ほどの病院まで移動するのに『個室』に行きたくなったらどうしようとハラハラしながら、自分で運転していきました。(大丈夫でした)
大腸カメラのライブ映像を見てみた
病院についてからは『個室』へ駆け込むこともなく、まな板の鯉ではありませんが、『個室』で開いた『悟りの境地』で検査を受けられました。ええ、飲むのも大変なら出すのも大変、血糖値はもっと大変。
指定の検査着に着替え粛々と、腸の動きを鈍らせる筋肉注射を打たれ、まな板もとい検査台に上がります。
カメラを入れるのは横向きですが、S状結腸を通り抜けてからは仰向けになれるので、しっかり我が目で腸のライブ映像を確認してまいりました!
そして思ったね。
あ、腹黒な私でも腸はピンク色ね☆ミ
素人目にも健康そうに見える大腸内にはポリープは見当たらず、数個の憩室があったのみ。(便秘体質だから憩室はできてた。あまりよくないけどしょうがない)先生の説明聞く前に、映像みながら問題ないだろうなーっていうのが確認できたので安心しました。
でも「なんだー。こんなに簡単ならまた受けてもいいじゃーん!」などとは、絶対思いませんよっ!
先生の説明を後ほど聞くと「女性にありがちな軽い痔が見られるので、多分検査の時にはそこから出血していたんじゃないかと思います。その痔も、見たところ問題になるほどではないので大丈夫ですよ。来年からもがん検診を受けて様子を見てくださいね」といわました。
実は検査をしたころまでは、ナイアシン飲む以前に続いていた、渋り腹と下痢が多少残っていたんですよね。その後はもう少し腸の調子がいい状態なので、来年からは、もう一切がん検診は受けない、腸活頑張る!と心に決めた、そんな検査の顛末覚書でした!
大変だったぁビェ──・゚・(。>д<。)・゚・──ン!!
※がんの早期発見の有効性は充分理解しています。それを踏まえたうえでも、がん検診を受けたくないという、私の個人的見解についてのご意見はご容赦願います。